1. 下準備
45mm角材を、必要長に切っておきます。
長さ等の計算はこちら → DOMERAMA.com
下部のない「ドーム」は25本、
下部まである「球体」は30本の角材が必要です。
2. 角度切りジグ 使い方
スライド丸鋸に、同梱の「型紙」を元に切り欠いた「下板」をセットします(※板自体はキットに含まれません)。型紙を下板に貼り付けて使っても良いでしょう。
角度切りジグを使う場合、スライド丸鋸を地面に置いての作業はできません。なるべく丈夫で揺れないテーブルや台の上で作業を行なってください。
角度切りジグの左ユニットを外したものを、丸鋸刃にピッタリと当てます。(※スライド丸鋸の電源は切った状態でおこないましょう!)
ジグが傷つくことを気にする方は、名刺など薄いものを一枚、刃とジグとの間に挟んで調整してください。
ジグを動かさないように気をつけて、ビスで下板に固定します。
正面からの様子
続いて、下板をクランプなどでできる限り動かないように固定します。この作業がカットの精度を分けると言っても過言ではありません。
45mm角材をジグにセットします。
角材の左角を切り落とします。
右利きの方でも左手でスライド丸鋸を使うことをお勧めします。(手を交差させずに角材を右手で抑えるため)
一本の45mm角材の両端 × 必要な本数分(25〜30本)、左角の切り落としを続けてください。(=50〜60回)
続いて、角度切りジグの右ユニットを外し、左ユニットに付け替えます。
最初と同じように、丸鋸の刃にジグを合わせます。
ジグをビスで固定し、下板をクランプします。
右角切り落としは左角切り落としよりも少し難しめです。
角材をジグに押し付けすぎると位置がずれるので、ジグに軽く左角が当たる程度のところに角材をセットします。
左手で角材を抑え、右手でスライド丸鋸を操作します。
これも、必要本数分(25〜30本)*両端(2)、繰り返します。
見事、1Vドームに必要な両端の角度切りができました。
文章で書くと長そうに見えますが、単純な繰り返しなので手際が良ければ1、2時間くらいの作業です。
3. ドームの組み立て
2本の角材をピッタリ合わせて、3.3mm径程度のビスを斜めに打ち込んで仮固定します。
(これより太いビスを使いたい場合は、角材の割れを防ぐために下穴を開けてください=手間が倍以上に増えます)
別角度からの様子
これを5回繰り返し、5本足のヒトデのような形にします。
仮固定ビスで止めただけではまだまだ弱いので、力をかけないようにしてください。
ヒトデを注意深くひっくり返し、ハブをセットし、4.5mm径ビスを斜めに打ち込みます。
2本めは、1本目に打ったところの対角となるようなところに打ち込みます。
この時、ビスの角度で角材を引き寄せられる(隙間を埋められる)ので、きれいに接合するようにビスの角度で微調整し、角材5本を全てハブに固定します。
ハブで固定されればかなりの強度になるので、ちょっとやそっとのことでは壊れません。
ひっくり返して、三角形ができるように3.3mm径ビスで仮固定します。
この要領で、どんどん角材を追加していきます。
4本以上角材が集合した場所にはハブを取り付け、目的のドーム形状となるまで繰り返します。
説明は以上です。