説明
材質:PLA(ポリ乳酸 / 生分解性プラスチック)「LFY3M」
製造方法:FDM方式による3Dプリント
本セットには、
・水道管への接続部品は含みません(ご家庭の蛇口形状が千差万別のため)。
・ペットボトルも含みません(どこでも手に入るので)
また、受注生産となりますので、発送まで最大1週間程度かかることがございます。あらかじめご了承ください。
この 道具 は クリエイティブ・コモンズ 表示 – 非営利 – 継承 4.0 国際 ライセンスの下に公表されています。
使い方
PBP-01の内側ノズルに内径9mmシリコンチューブを接続し(チューブを突っ込むだけ)、
「天面の矢印マーク」のお尻側に内径15mmチューブ(塩ビでもシリコンでも)を接続して
ペットボトルにヤシガラ活性炭を8分目まで入れ、横に倒し揺すりながら、PBP-01をペットボトルに装着します。揺すって活性炭を逃がしながら装着しないと、PBP-01を破損することがあります。
水道蛇口に接続して完成!
全体の構造。
詳しい使い方は以下から。
必要に応じてホースバンド、蛇口との接続継手をお使いください。
配管完成後、水道の蛇口を開けるとしばらくは黒い水が出ます(活性炭微粒子が流れるため)。
毒性はありませんが、水が透明になるまでしばらく流しっぱなしにしてください。
水が透明になり、水から炭の匂いが消えればその後は浄水として飲用できます。
また、すべてのペットボトルに適応するわけではなく、ペットボトルによっては多少の水漏れがあります。
なお、3Dプリント品で防水・水密を実現するのは非常に難しく、若干漏れがあるものとあらかじめご了承ください。
性能については、非電化工房・がらすびん浄水器の性能ページをご参照ください。
メンテナンス等
- 2週間に一度、80度前後のお湯を通水し、殺菌・洗浄すること(PBP-TOUGH、シリコンチューブ、活性炭は100度を耐えますが、耐熱ペットボトルの耐熱温度は85度までです)
- 毎朝、全ての水が出切るまで通水すること
- 7年に一度、活性炭を交換すること(1日15L浄水を使用した場合)
詳しくは非電化工房のがらすびん浄水器ページをご熟読ください!
(ペットボトル浄水器は、がらすびん浄水器と内容はほぼ一緒ゆえ)
仕組み
PBP-01開発の経緯はこちらから。
使用するための外部部品
- ペットボトル(お茶用など蓋がオレンジのものは耐熱仕様なのでなお良し。はじめは活性炭の量が少なくて済むので、500mlくらいをオススメ)
- ピンストンフロー用チューブ : シリコンチューブ 内径9〜10mm / 30cm前後、例えばこちら
- 水道水供給用ホース : 透明チューブ 内径15mm / 50cm、例えばこちら
- 必要に応じてホースバンド 16mm-20mmくらいのものか、蛇口接続部品
- 粒状活性炭(量はペットボトルサイズとお好みに応じて)、今回使用しているのはこちら
/ 原価 150円ほど
/ 原価 500円ほど
/ 原価 2kgで3500円ほど
今回使用する活性炭 YC-4/8W
充填密度 | 0.508g/ml |
形状 | 破砕状 |
粒度範囲 | 2.36~4.75mmが 96.8% |
平均粒径 | 3.2mm |
PH値 | 7.3 |
強熱残分 | 2.3% |
アセトン吸着性能 | 27.8% |
ヨウ素吸着性能 | 1160mg/g |
メチレンブルー吸着性能 | 210ml/g |
※無料ダウンロードページにて、当3Dデータを無料公開しています。3Dプリンタをご利用できる環境の方は、自作をお勧めします
※使用環境温度:0〜40℃
※3Dプリンタ「Prusa i3(0.6mmノズル)」にて、0.12mm積層ピッチ / 密度100%で製作しています
※使用に問題ないレベルでのバリ取りをしていますが、3Dプリンタでの制作という条件上、多少のバリや積層痕などが残ります。ご了承ください。
※素材がPLA(植物由来の生分解性プラスチック)のため、温度やその他条件で劣化することがあります(=土に還る)
※外観は改良のため、予告なく変更することがあります。
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